1963年 SANYO が業界初の充電式乾電池 "カドニカ" を発売、当時 一世を風靡した
スペーシエイジデザイン の電動カーを発売したようです。
流線形のフォルムを生かした独特の世界観とレトロな魅力のある近未来的なデザインが現在でも新鮮です。
出品の"カドニカレーサー"も電動カーには間違いないのですが、ともすれば宇宙船のようにも見える独特なデザインです。
シート下に充電器一体型のカドニカ電池を装備し、家庭の100V で充電できる、おそらく日本初の電動カーと思います。
ハンドル中央のボタンを押すとクラクション(ブザー)がなり、ヘッドライトが点灯します、またダッシュボード中央のスイッチで
ウインカーの左右切り替え(点灯のみ、点滅はしません)、アクセルとブレーキを備え、速度切り替えも出来ます。
(速度切り替えについては微妙な違いです。)
ハンドル上面に描かれている赤い矢印が前方を向いていうときは前進、後方を向いているときは後進と言うユニークな機構も持ち合わせています。
さすがにオリジナルのカドニカ電池は使用できませんので、MFバッテリー及び充電器をお付けします。
オリジナルの充電器一体式カドニカ電池も付属します、当方では試しておりませんが、充電器のみは使用できる可能性も有ります。

サイズ L：870 W：440 H：350 (mm)

当時の玩具の歴史的資料ともいえそうなバッテリーカーです、この機会に是非コレクションに加えてください。
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